厚木運送株式会社からのお知らせ
おそばにおいてください
2019-12-07
12月になりました。
年末には年越しでもおそばを食べますが、日本では節目節目に『蕎麦』を食べる風習があります。
引っ越しでも『引っ越し蕎麦』を食べる風習がありますが、それはどこから来たのでしょうか。
現代まで続く風習の多くは、庶民の暮らしが概ね安定してきた江戸時代に成立したものが多いです。
引っ越し蕎麦のバックボーンには『おそばにいたい』という願いが含まれており、その言葉の響きの遊びと、細く切れないという性質にかけて、蕎麦を振る舞う事が多くなったそうです。
蕎麦は当時から庶民でも比較的安価に入手できるものだったため広まったようです。
裕福層では小豆入りのお餅や、おかゆが振る舞われていたそうです。
この時期に引っ越しをされる方は、年越しにかけて周辺の住民の方に、お蕎麦をもってご挨拶にまわるのもいいかもしれませんね。